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清泉メッセージ

201606.25

No102「置かれた場所で咲きなさい」

watanabe0625.jpg力をそそいだ清泉祭が終わり、いよいよ考査が近づいてきました。慌ただしい日々の中で、なんとなく落ち着かない、やるべきことが手についていない人もいるかもしれません。
 
ふと目にする言葉は、不意に自分の気持ちをシャキッとさせてくれることがあります。私がつらいと感じる時、思い出すのは渡辺和子さんが書いた本、『置かれた場所で咲きなさい』の中にある「自分が積極的に動いて、初めて幸せを手に入れることができる」という言葉です。

この言葉は私の気持ちを前向きにさせてくれます。人間、うまくいかないことに対して、その状況を嘆いたり、不平を言ったりしてしまいがちです。しかし、物事をやり遂げるためには苦労はつきものです。不平を言ってやらないことは簡単ですが、自分でやらない限り、なりたい自分にはなれません。何気ない毎日でも、そこで日々成長しています。

生きている限り、歩みを進めて行きます。その中で挫折を味わうことがあります。立ち止まって一呼吸置くことが必要なときもあります。大切なのは、立ち止まってもいいけれど、立ち尽くすのではなく、そこからもう一回歩き出せるか…ということだと思います。私は、苦しいからこそ、もうちょっとやってみようと思うことにしています。

私は渡辺さんの本を読んで、このようにものごとを前向きにとらえることができました。新たなものを知って様々なことを感じる中学生、将来を決めていく高校生、苦しいとき悩むときがたくさんあると思いますが、何か力を得られる言葉を見つけてみてください。

(2016年6月25日、放送朝礼講話より。 写真出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/11665721)

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