今朝は皆さんに二つの嬉しいお知らせをします。

　本校の学校薬剤師の大石裕子先生が、この度、学校保健、学校安全の活動で、文部科学大臣表彰をお受けになりました。大石先生は本校の卒業生で、皆さんの大先輩であります。1982年から、「学校の環境衛生検査」、「保健室の薬の管理」をなさって下さっています。また、中学校では「中1の薬教育」をして頂いています。大石先生が長年に渡って皆さんの健康を支えて下さってきたことにあらためて感謝しましょう。一つ目のお知らせでした。

　二つ目です。先週27日の土曜日から二日間、ホクト文化ホールで、第71回全日本合唱コンクールが開かれました。神奈川県は鎌倉にある本校の姉妹校、清泉女学院中学高等学校が、中学校の部、高校の部のそれぞれに出場しました。この大会に出場するだけで快挙なのですが、中学校、高校共に金賞を受賞し、高校は加えて、文部科学大臣賞を受けました。

　27日には朝7時から9時まで高校生が、28日には9時から12時まで中学生が直前の練習をラファエラ館3階で行いました。長野の姉妹校として、少しでもお手伝いが出来たことを嬉しく思っています。大会のパンフレットには出場校の自己紹介が載っています。鎌倉の姉妹校の文章をお読みします。

　「こんにちは。創立70周年を迎えたこの年に、姉妹校長野清泉の応援をいただき歌えますこと、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。自由曲1曲目は、私たちの毎日の生活の中で祈るマリア賛歌、清泉サウンド（凛とした透明感のある温かな声）で、幸せの光を感じていただけるよう練習してまいりました。2曲目は一転して旧約聖書の詩編の世界、「嘆きと苦しみ」の激情から、「神への信頼」へと変化する響きをお届けしたいと思います。争いや災害の絶えない今、平和を願う気持ちをこめて、精いっぱい歌いたいと思います。」

　鎌倉の清泉の皆さん、本当におめでとうございます。そして、長野市に素敵な歌声を響かせてくれて、ありがとうございました。

長野清泉前の紅葉（2018/11/02撮影）