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校長講話
202002.04
校長講話_No.141「卒業生Fさんの言葉」
今月の10日、卒業生のFさんが本校を訪れてくれました。彼女は卒業後、アメリカの女子大に正規入学し、現在大学2年生です。Fさんの在籍している大学はリベラル・アーツ・カレッジに分類される大学で、4年間は主にリベラル・アーツ、基礎分野を幅広く学びます。その後、大学院で専門分野の勉強になります。彼女は「認知言語学」を学んでみたいと、話してくれました。
Fさんは高校在学中に英検1級を取得するなど、努力家でしたが、私が特に印象に残っているのはFさんの人柄で、常に礼儀正しく、謙虚さを失わない生徒でした。大学生になった今もその点は全く変わっていなくて、とても嬉しく思いました。
10日に来校した際には、中学1年から3年のそれぞれのクラスで、20分ずつ、話をしてくれました。自分の勉強の仕方や進路をどのように決めていったかなど、中学生にとって参考になる話でした。私は中学1年生のクラスでの話しか聞くことが出来ませんでしたが、今朝はその時Fさんが語った言葉を皆さんに紹介したいと思います。中学1年生の皆さんはその時のことを思い出しながら聞いて下さい。
20分の話の最後に中学1年生へのメッセージを求められたFさんは英語で短いフレーズを言いました。この言葉は誰かの言った言葉ではなく、多分彼女自身が考えた言葉だろうなと私は感じました。ではその言葉を紹介します。
Believe in your intuition. Have a little bit of courage.
日本語にしますと、「あなたの直感を信じなさい。そして勇気を少しだけ持ちなさい。」となるでしょうか。
「あなたの直感を信じなさい。そして勇気を少しだけ持ちなさい。」受け取る人によって色々な解釈ができる素敵なフレーズだと感じました。中学1年生の皆さんはこのメッセージをどのように受け取りましたか。全校の皆さんも少し、メッセージの意味を考えてみて下さい。
2019年1月11日
2020年1月10日
今年は雪が少ない・・・(城山公園にて)