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校長講話
202012.19
校長講話_NO.167「アドベントカレンダー」
アドベント、待降節の時期は1年で最も日の短い冬至に向かう時期と重なります。今年の冬至は12月21日月曜日です。冬至が過ぎ、日が少しずつ延び、春に向かう一歩を踏み出そうとする時にクリスマスが訪れます。私にはとても象徴的なことのように思えますが、皆さんはいかがでしょうか。
ロッカールームに飾られた手作りのアドベントカレンダー、素敵なアイディアですね。クラス委員の皆さん、ありがとうございました。私も一枚書くように頼まれました。何を書こうかと少し考えて、頼まれたその日の朝読んだ詩を書くことに決めました。今朝は、その詩を紹介します。谷川俊太郎さんの詩です。ではお読みします。
私たちの星
はだしで踏みしめることの出来る星
土の星
夜もいい匂いでいっぱいの星
花の星
ひとしずくの露がやがて海へと育つ星
水の星
道ばたにクサイチゴがかくれている星
おいしい星
遠くから歌声の聞こえてくる星
風の星
さまざまな言葉が同じ喜びと悲しみを語る星
愛の星
すべてのいのちがいつかともに憩う星
ふるさとの星
数限りない星の中のただひとつの星
私たちの星
今年は、この地球という星のことを度々考えさせられる1年でした。いよいよ来週はクリスマスです。静かに自分を、1年を振り返ることが出来ればいいですね。
長野市内にも大雪が降りました(12月17日撮影)