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校長講話
202112.21
校長講話No.200「明日は、クリスマスの集い」
明日は、長野清泉で最も大切な行事の一つであるクリスマスの集いが行われます。毎年、この時期に感じることがあります。月曜日の放送朝礼でもお話ししましたが、12月22日が今年の冬至です。1年のうちで最も昼の時間の短い日です。夜の闇が最も長い日です。今は、電気が使われ人類は夜の闇の怖さを克服しました。イエス・キリストが生まれた時代はまだ夜の闇が大きな力を持っていたことでしょう。冬至の数日後にクリスマスが訪れます。クリスマスは深い闇の季節にまさに希望の光の様に訪れます。
ルカによる福音書にはイエスの誕生が次の様に記されています。
ルカによる福音書、2章8節から14節をお読みします。
「その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。『恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子をみつけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。』すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
『いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。』」
天使はイエスの誕生を「民全体に与えられる大きな喜び」と言っています。冬の闇の最も深い時に、イエスの誕生という大きな喜びが与えられた、それを祝うのがクリスマスです。
明日は横浜教区長の梅村昌弘司教様、そして同じく横浜教区の祖父江優太神父様をお迎えして、クリスマスの集いが行われます。
この集いが私たちにとって「大きな喜び」となることを願っています。
大雪の日(12月18日撮影)