台湾の台中市天主教曉明女子高級中学（Stella Matutina Girls’ High School）との交流会が、2024年10月8日（火）に本校にて行われました。初めての来日は2016年、それ以来交流を重ね、コロナ禍にはオンライン交流のみの時もありましたが、5回目となる今年、ついに姉妹校締結を交わしました。

　台湾からは校長先生をはじめ38名の高校生が、満面の笑顔で本校に到着すると、清泉も地球市民コースと英語コースの生徒がバディとして英語で出迎え、あっという間に仲良くなっていました。曉明女子高級中学は本校と同じカトリックの女子校であり、母語は中国語ですが、校内では英語が主言語です。

　歓迎セレモニーでは、姉妹校締結の調印式を執り行い、両校の歴史や学校生活の様子をお互いに紹介しました。その後一緒にお昼を食べ、体育館では日本で馴染みのあるゲームでより親交を深め、午後には善光寺へ。グループで散策しながら、英語でしっかり案内している清泉生の姿が、とても頼もしく見えました。

今後は姉妹校として、交流をより一層豊かにしていけたらと考えています。そしていつか清泉から台湾へ。See you then!

生徒の感想文より（一部抜粋）

・台湾の皆さんが、台湾についてのスピーチ、学校紹介の動画、合唱、台湾の有名なお菓子など、この日のためにたくさん準備してくれていたんだと思い、とても感動しました。

・私のバディはお弁当の具を交換したいと言ってくれて、日本の食について興味を持ってくれました。好きな授業、入っているクラブのことなど、話していると話題がつきませんでした。体育館のゲームでは様々な形で一気に大勢の生徒とコミュニケーションがとれてすごく楽しかったです。善光寺の帰りに雨が降り、傘一つに一緒に入ってむしろ話しやすかったです。5時間くらいの交流でしたが、何日も一緒にいた友達みたいになれて、とてもいい経験でした。

・バディとは趣味や将来、様々な話をしました。違う国で生きてきたため、知らないことを知ることができ、楽しみながら自分の世界を広げることができたと思います。今日の経験は、他国の人、自分と違う経験をしてきた人との国際交流の大切さと魅力を、あらためて確認する時間になりました。