愛の教育
等しく大切にする
いのちへの愛
生徒一人ひとりがいきいきと輝き続ける学校生活を送り、人間としてすべての「いのち」を大切にする生徒を育てます。
わたしへの愛
長所も短所も含めて「わたし」であり、そのすべてがかけがえのないことを学びます。
そのような「わたし」を積極的に受容し、大切にすることができる生徒を育てます。
まわりの人への愛
かけがえのない「わたし」と同じように「まわりの人」もまたかけがえのない者として存在していることに気づきます。「まわりの人」と積極的に関わることができるように導き、自らの存在や能力、心づかいを「まわりの人」のために発揮できる生徒を育てます。
生きる
こころづかいのある身のこなし
「かたちは心になり、心はかたちになる」ということばがあります。創立以来変わらぬ伝統の制服をきちんと美しく着ることは、長野清泉生のこころを育てるきっかけであり、自分が接する人々へのマナーであることを意識できるよう導きます。
自信をもって表現
長野清泉では、日ごろから気持ちのよい言葉づかいを心がけています。また、授業やさまざまな活動の中で発表の機会を設け、改まった場所でも自信を持って話すことのできる力を養います。
自主性と協働性
学校行事を女子だけの力で作り上げる長野清泉では、一人ひとりがリーダーシップを発揮する場面がたくさんあります。様々な意見を出し合い積極的に行事に関わりながら、時に議論し課題を乗り越え、仲間に対する心づかいと協力しあうフォロワーシップも身につけます。
【祈り】
「日々、私のいのちを新たにしてくださる神様」このように始まる”長野清泉の祈り”を毎朝全校で唱えます。「いのち」への感謝、その心がけが日々の生活を創ります。
【授業】
「宗教」の授業では、聖書の言葉にふれ、人とのかかわりや様々な出来事を見つめ直し、自分の生き方について考えます。また、キリスト教の価値観を通して、社会に、そして世界に目を向ける視野を養います。明るい自由な雰囲気の中で、様々な題材を取り上げて授業は進められています。
【感謝祭・聖母奉献式】
5月は「聖母マリアの月」とされています。マリア様の行いにならって具体的な目標を掲げ、その実践を祈りとともに一輪の花に託してマリア様に奉納する式です。
【クリスマスの集い】
清泉の姉妹校の生徒や教職員、広く一般の皆様と一緒に、長野清泉独自のクリスマスをお祝いします。聖歌を歌い神父様のお話を聞いてキリストの誕生をお祝いします。
【東ティモールとのかかわり】
東ティモールの独立後、清泉の設立母体である聖心侍女修道会のシスター方が現地に学校を建て、活動しています。本校では2004年からシスターを通して東ティモールとの交流を深めています。
【マラウィ・ドネーションコーヒー】
マラウィ共和国は東アフリカにあり、世界最貧国の一つとして知られています。マラウィコーヒーは140年以上の歴史があり、気候を生かした良質なコーヒーが無農薬で栽培されています。長野清泉では「NPO法人聖母」を通じてマラウィコーヒーを購入し、清泉祭などで販売しています。売上のすべてはマラウィの子供たちの給食支援として寄付しています。
【国際ソロプチミスト】
国際ソロプチミストとは、女性の世界的奉仕団体で、日本はアメリカ連盟に所属しています。長野清泉は長年の社会福祉活動が評価され、「国際ソロプチミスト長野」からSクラブに認定されています。
【姉妹校への義援金】
インドやフィリピンの姉妹校へ、清泉祭の収益金の一部を献金し、教育活動に役立てています。
【越冬物資支援】
冬物衣類や食料品などの寄付を全校から募り、毎年トラックいっぱいの支援物資を施設にお送りしています。
【施設慰問とマスクづくり】
社会福祉委員会が中心となり、高齢者施設などを慰問します。コロナ禍の訪問では、歌を歌うかわりに全校手作りのマスクを寄贈しました。
【あしなが学生募金】
社会福祉部が中心となり、駅前などで街頭募金活動を積極的に行っています。