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清泉メッセージ
201403.14
No30「今日だけがんばるということ」
みなさんは、「いつかやろう」「明日にしよう」「やらなきゃいけないのは、わかっているよ」このような言葉を一日に何回使いますか?朝から汚い言葉を使いますが、「明日やろうはばか野郎!」という言葉があります。「明日やろう」と言っている人は、そのまま一生やらない可能性が高いです。それはなぜか?明日というのはどんどん先に逃げていくからです。日付が変わると、「明日」になります。しかし物理的には、またその次の日が「明日」になります。「明日」という日は永遠に来ないのです。
明日やろう。明日からでいいや。明日から本気出そう。そう言って、自分に言い訳をします。同時に、「今は、本気で取り組んでいないから、結果が出てなくていいんだよ」とも言い聞かせています。
「いつかやろう」と思っているのはほんとうかもしれません。
しかし、その言葉の裏を返すと「今はやらなくていい。また後で」ということです。そうして、後回しにしていくため、その「いつか」はおそらく永遠にやってきません。結局のところ、行動するのは今日しかないのです。
現在、週刊ヤングマガジンに連載されている「カイジ」というマンガにこのようなセリフがあります。
「『明日がんばろう』という発想からは、どんな芽も吹きはしない!明日からがんばるんじゃない!今日!今日だけがんばるんだ!」
今日だけがんばるということは、それを続けていけば、結果的に毎日がんばるということになります。明日が永遠に訪れないのと同じように、今日は永遠に続きます。目の前の今日だけをがんばれる人は永遠にがんばれる人です。「明日からがんばろう」と「今日からがんばろう」は、たった一文字の違いです。しかし、この考え方の差が、みなさんの人生に圧倒的な差を生みだします。
みなさん、今日をがんばりましょう。今日だけをがんばった人にのみ本当の明日がきます。