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清泉メッセージ

201406.04

No38「関谷義樹神父様のメッセージ」

IMG_4909.JPG大天使ガブリエルは、マリアに神の言葉を伝えます。

「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない」。

マリアはその言葉に対し戸惑いますが、最終的に「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」と答えます。

神様は、ご自分の思いをこの世界で果たしたいと思ったときに、強引に、有無を言わせずそれをするのではなく、人間の協力を求めます。人間はそれを拒否することも、無視することもできますし、応えていくこともできます。神様の呼びかけに対して人間の応答の最高の形はマリアの「はい」(お言葉どおり、この身に成りますように)です。すっかり神様に信頼し、自分を委ねていくことです。

私たちも一人ひとり、神様から何らかの呼びかけがあります。どのように応えているでしょうか?この世に生まれてきたこと自体、神様から呼ばれてきたのですし、さらに、この長野清泉にいることも呼びかけです。そう私は信じています。神様は呼びかけただけで、皆さんを放っておいているはずはありません。呼びかけて皆さんに何か果たしてほしいのです。何かの使命=ミッションを与えたいのです。皆さんはその呼びかけに気づいていますか?

そのミッションはどんな内容でしょうか?単純に言えば、神様の心=愛の心を多くの人に伝えていってほしいということだと思います。

ラファエラ・マリアも聖母マリアと同じように、神様の呼びかけに気づき、喜んで応えていった聖人です。

私たちも聖母のように、そしてラファエラ・マリアのように神の呼びかけに「はい」と応えていけますように。

(5月31日、本校、感謝祭・聖母奉献式にて)

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