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清泉メッセージ
201505.23
No60「感謝祭・聖母奉献式を迎える心の準備」
今日は、5月30日(土)の感謝祭・聖母奉献式についてお話したいと思います。
感謝祭・聖母奉献式では、みなさんは3つのことを神様にお捧げします。上級生の皆さん、その3つが何かわかりますか?
まず1つ目は、私たち一人ひとりが、ミサの中でわたしたちは神の愛に支えられていることを確認し、本校の創立者聖ラファエラ・マリアをはじめ身近な方々への感謝の心を表します。
2つ目はみなさんが今行っている聖母月の実行そのものです。カトリック教会には、「5月を聖母月とし、キリストの母マリアを思い起こしながら過ごす」という伝統があります。本校でもクラス委員が中心となり、「愛をもって行動しよう」という実行目標をたてて、3週間にわたり実行してきました。このあり方は、イエス・キリストのお母様、マリア様の生き方であると同時に、本校の創立者である聖ラファエラ・マリア様の生き方そのものでもあります。生前、聖ラファエラ・マリア様は「周りの人を幸せにすること、それが本当の愛」と周りの人に仰り、自ら、その言葉の通りに生きた方でした。周りの人のために自ら行動してゆくことは、とても尊い愛の業だと思います。ぜひ、残りの一週間をこの実行の実現のために心をこめて、過ごしていきましょう。
3つ目は、一人ひとりが心をこめて実行してきたことをシンボルとして捧げる一輪の花です。あなたという宝物をお花にかえて、お捧げします。また、当日は、マリア様の捧げるお花一輪を忘れずにお持ちください。茎の長さが30cm程あるお花でお願いします。
さて、奉献式まで1週間あります。みなさんで、真心のこもった捧げものができるように、一日一日過ごしていきましょう。
当日は体育館が聖堂、聖なる場所となります。普段は元気一杯にすごせる体育館ですが、当日は神様がおられる聖堂になります。静かに荘厳さを保ちましょう。教室からの移動時間は、マリア様に捧げる自分の実行がどうであったかを振り返る貴重な時間です。自分の姿を静かに思いかえす時間としてください。
(5月23日、放送朝礼より。写真:昨年度の感謝祭・聖母奉献式より。)