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校長講話
202112.14
校長講話No.198「高3生の言葉」
イエス・キリストの誕生を待ち望む待降節が11月28日から始まりました。
昨日の放送朝礼でクラス委員長からお話がありましたが、長野清泉でも、12月16日のクリスマスの集いに向けて、アドべントのカレンダーが皆さん一人一人に配られました。
クラス委員はアドベントの期間に実行する3つの目標を作ってくれました。その3つの目標を見てみますと、大切にされているのは「人とのつながり」です。
新約聖書の4つの福音書を読みますと、イエスが「人とのつながり」をどう考えていらしたかを示すエピソードが沢山出てきます。イエスは特に社会的に弱い立場の人々、ともすれば社会の隅に追いやられてしまう人々とのつながりをとても大切にしていたことが分かります。イエス・キリストの誕生を待ち望みながら、私たちが周りの人とのつながりを意識して日々を過ごしていくというのは、この時期にとてもふさわしいことだと思います。
今、私は放課後、高校3年生と面接をしています。先日、一人の方が次のようなことを話してくれました。
「私は長野清泉に入学し、高校生活を送って行く中で、人とのつながりを大切にしようという気持ちが前よりも強くなりました。人のことを思いやるということを心掛け、行動に移すようになりました。」
他にも、「人を思いやる」ということについて話してくれた方が何人かいました。皆さんからこの時期にそのような話を聞くことが出来、とても嬉しく思いました。
アドベントのカレンダーに示された3つの目標には、時代がどのように変わろうとも、変わることのない価値が示されています。
12月16日のクリスマスの集いでは心のこもった実行の奉献が出来るように一日一日を過ごしていきましょう。
中央通りのイルミネーション(12月13日撮影)