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校長講話
202212.08
2022年⑨ 放送朝礼
昨日の運動会は、良い天気に恵まれ、無事開催されました。
皆さんの楽しいそうな歓声を耳にして、嬉しそうに競技に取り組む姿を見て、幸せな気持ちになりました。
皆さんがさまざまな競技で、競い合っている姿を見ていると、いろいろな気付きがありました。
団体競技で、号令のように声を出しているクラスもあれば、また別のある競技では、他のグループはみんな立っているのに、しゃがみこんで取り組んでいました。おそらくは、少しでも上手く回すための作戦だったのではないでしょうか。
玉入れでは、見ていると、私の横にいらしたある先生が、数学で放物線の授業をしっかりやらないといけないなと話されていました。数学の先生ならではのコメントに感心していました。
リレーでは、思いがけず転んでしまったり、バトン渡しがスムーズでなかったりのようなこともありました。頭では考えもしていなかったことが起きたのでしょうが、それでもすぐに走り出していきました。
あるクラスのTシャツの背中には、「考えるな、感じろ」とありました。面白いなと思いました。
皆さんの運動会での活躍を見ていて、私はローマ教皇の言葉を思い出していました。教皇フランシスコは、学びについて、3つの言葉「頭の言葉」「心の言葉」「手の言葉」を学び、これを使って、自分の「考え・感情・行動」が調和を持つようになることが大切であると言っていました。
運動会の皆さんの活躍を見ながら、学びの三つのそれぞれの側面の大切さをあらためて感じました。皆さんも普段の勉強の中で、頭・心・手それぞれの言葉に意識して学んでいくことを願っています。