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校長講話
201404.16
校長講話_2「キリストの平和」
今日、歌う「心のうた」はp191の「キリストの平和」です。「心のうた」、p191をお開き下さい。
歌詞を読んでみます。「キリストのへいわが、わたしたちのこころの、すみずみにまで、ゆきわたりますように。」
「キリストのへいわが、こころのすみずみにまで、ゆきわたる」とはどういうことでしょうか。私はこんな風に考えました。
月曜日の朝礼でお話ししたように、キリストは、木曜日に「最後の晩餐」を行います。そして金曜日に十字架にかけられます。イエス・キリストは人間が犯した、あるいは、これから犯すであろうさまざまな過ち、良くない思い、正しくない行い、そういった人間のマイナスのものを一身に背負って十字架にかけられました。そして、三日後の日曜日に復活し、その後、天に昇り、今は人間一人一人を見守っています。
私たち、人間は弱いものですので、いつも神様に喜ばれる行動をとることが出来るとは限りません。時には失敗をし、過ちを犯してしまうこともあるのが人間です。しかし、そんな時にも、私たちが「本当に悪かった。」と思うのであれば、失敗や過ちはイエス・キリストによって許され、私たちは再びおだやかな心になることが出来ます。弱い人間が再びおだやかな心を持つことが出来る、それが「キリストの平和が心のすみずみにまでゆきわたる」ことではないかと思います。
20日、日曜日のイースター、復活祭を前に、この歌を歌うことはとても意味のあることですね。では、今日も心をこめて、「キリストの平和」を歌いましょう。
(写真と本文とは関係がありません。)