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校長講話
201405.07
校長講話_4「シスター方の祈りによって」
先週の木曜日には、聖心侍女修道会の総長、シスター深澤が本校にお出でになりました。生徒の皆さんによってとても心のこもった歓迎会が行われ、ローマからはるばるお見えになったシスター方はとても喜んで下さいました。校友会の皆さん、各部の皆さん、ありがとうございました。
シスター深澤、シスター・コンセサのお話になったことは、皆さんの中に残っていることと思います。総長は「清泉の生徒であることに誇りを持って下さい。」と力強くおっしゃいました。
私は特に次の二つのことを忘れないでおこうと思いました。一つは、世界の二十数か国に、本校の創立者であり、聖心侍女修道会の初代総長である、ラファエラ・マリアの思いを今日まで引き継いだ学校があり、同じ教育モットーのもとに、多くの生徒たちが学んでいるということです。今も、世界では国と国との対立が絶えません。しかし、そのような世界にあって、私たちの学校は国境を越えて、結ばれている。そのことを素晴らしいことだと感じました。
もう一つは、シスター深澤が最後におっしゃったことです。「今、こうして皆さんとお会いしたので、私は皆さんのために、今までよりももっと祈ります。」とおっしゃいました。ローマで毎日私たちのために祈っていて下さるシスターがいて下います。
この3月、お隣の修道院から、長年本校でお働きになったシスター大平とシスター孝橋が長野の地を離れました。お二人ともお便りを下さって私たちのために祈っていると、お書きになっています。
私たちの学校はシスター方の祈りによって支えられている、そのことを忘れないでおこうと思いました。