お知らせ
News 校長講話
校長講話
201604.20
校長講話_50「ヨゼフ館3階のトイレ掃除」
先日、高校3年の先生とお話をしていて、いいことだな、と感じたことがありましたので、今朝はそのことをお話しします。
今、皆さんは毎日、授業の後、掃除をしていますね。各クラスにそれぞれ幾つかの清掃箇所が割り当てられています。クラスの班の人たちと掃除をしていることでしょう。
ところが、ヨゼフ館3階、つまり高校3年の教室の階のトイレは、高3暁の星、海の星、望の星、ばら、ゆり、5クラスの混合チームで掃除がされている、ということをお聞きしました。
皆が使うトイレをある1クラスが担当するのではなく、全クラスの混合チームが担当する、これは良いアイディアだと思いました。クラスの枠を越えた人が集まってくると、掃除の場に、少し良い意味での緊張感が生まれ、混合チームの人たちにとっては、何か新しい体験になっているのではないかと想像します。
私は、色々な場面で、つい固定観念に縛られてしまいがちですが、「掃除はクラス毎にしなくてもいいのでは」という発想がとても、自由で、いいな、と思いました。
先週の土曜日、理事長、フィリピンからいらした日本人のシスター、ベトナム人のシスターの3人が学校にお見えになり、皆さんの授業も少しご覧になりました。廊下を歩いている時に「掃除が良く出来ていますね。」とおっしゃって下さいました。
掃除が行き届くと、皆が気持ちよくなります。短い時間ではありますが、今日も清掃の時間を大切にしていきましょう。
(4月20日、放送朝礼より。写真:本日の清掃の様子から。)