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校長講話
201606.08
校長講話_53「演奏者と観客のコミュニケーション」
今朝は、先週木曜日の芸術鑑賞で感じたことをお話ししたいと思います。
芸術鑑賞はつい先週のことですが、私はもう随分前のことのように感じてしまいますが、皆さんはどうでしょうか。オルケスタ・デ・ラ・ルスの元気で楽しい音楽は、日頃の疲れを吹き飛ばしてくれるものでした。また、最後にヴォーカルのノラさんが語った「人生どうにかなる。」という前向きなメッセージを聞いて、力が湧いて来た人もいることでしょう。
私は、一番上の席から鑑賞しましたが、皆さんの聴く姿勢がとてもいいな、と思いました。ただ静かに聴いているのではなく、ステージの演奏者からの呼びかけに積極的に応えていました。しっかりと手拍子をとり、腕を揺らし、演奏を盛り上げていました。良いステージは、演奏者だけでは作れません。観客と演奏者のコミュニケーションによって作られていくものだと感じました。
校友会のスローガンは『uni』です。そこには全校生が一つになる、という気持ちが込められているのでしょう。先日の演奏会では、清泉の生徒が一つになってステージを盛り上げていました。心に残る演奏会になったことを嬉しく思います。
(6月8日、放送朝礼より。 写真:2016年度長野県北信地区高等学校芸術鑑賞パンフレットより)