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校長講話

201701.07

校長講話_66「最もたいせつなこと」

img_01.jpg新年、明けましておめでとうございます。年末年始の休みには、学校からも、友だちからも離れて、リフレッシュする時間を持てたのではないかと思います。

 さて、今朝は「最も大切なこと」についてお話しします。マタイによる福音書の22章に次の箇所があります。ある時、イエスは、律法の中でどの掟が最も重要ですか、と尋ねられます。イエスは、それに対して、最も重要な掟は2つあると答えます。その一つは、「隣人を自分のように愛しなさい。」という掟だと言います。

また、ガリラヤの丘で、有名な「山上の説教」をしますが、その中で次のように語ります。「だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」

今、二つのイエスの言葉を紹介しました。「隣人を自分のように愛しなさい。」と「だから、人にしてもらいたいことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」です。

 二つとも、実行するのはとても難しいように思えます。けれども、昨年10月から12月にかけて、高校3年生の皆さんと面接する中で、今言った二つのことを自分なりにしようとしている人が何人もいるのを知り、とても嬉しく感じました。クラス、部活動、委員会、様々な場でトラブルや、意見の対立が生じるのは当たり前のことです。一所懸命やればやるほど、ぶつかります。ただ、その時にも、先程のイエスの言葉が頭の隅にでもあれば、解決の仕方は違ってくるはずです。

 今年一年も色々なことがあるでしょう。友だちや、家族、あるいは先生との関係で、腹を立てたり、泣きたくなったりすることもあるでしょう。ただ、その時に、イエスが「最も大切なこと」と言ったことを、思い出すようにしたいものです。

 お互いを大切にして、良い1年を作り上げていきましょう。

(1月7日、放送朝礼。 写真:本日の中学の始業式より。)

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