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校長講話
201910.11
校長講話_No.135「教皇フランシスコ、来日」
教皇フランシスコの来日の日が近付いてきました。教皇は11月23日から26日まで来日し、東京、広島、長崎を訪れ、東京と長崎でミサが行われます。
教皇フランシスコの来日が注目されているのは、教皇来日が2代前の教皇、ヨハネ・パウロ2世以来38年ぶりである、ということだけではないように思います。教皇フランシスコの持つ人間的な魅力、その発言の力強さ、世界の出来事、特に差別や貧困と積極的に関わろうとする姿勢、そして、今のキリスト教会をよりよく変えたいという強い思い、そういったものが世界の人々の共感を呼んでいるように感じます。イエズス会のホアン・アイダル神父は、「教皇フランシスコが私たちに希望を与えるのは、彼がこの世界のリーダーとは全く違うリーダーだからだ。」と述べています。その教皇が来日する。どんなメッセージを語って下さるか、楽しみにして待ちたいと思います。
今年の感謝祭・聖母奉献式にお出で下さった森一弘司教様のことを皆さんは覚えていることでしょう。私は、今でも折に触れてミサの中で司教様がおっしゃったことを思い起こします。その森司教様が『教皇フランシスコ』という本をお書きになりました。司教様の本は、一般の多くの宗教書とは違って、誰が読んでもわかるように書かれています。図書館に4冊入れてもらいましたので、是非、一人でも多くの人に読んでほしいと願っています。
また、司教様のお書きになった別の本も一緒に置いて頂きました。特に、毎日が忙しい、あるいは、ちょっと疲れているなと感じている方は、司教様の本を手に取って、少し立ち止まる時間を作ってはどうでしょうか。