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News 清泉日記
清泉日記
201708.23
No.267 大船渡ボランティア
本校では東日本大震災を受けて、岩手県大船渡市のカリタス大船渡ベースでのボランティア活動が夏に行われています。(※大船渡ボランティアの概要についてはこちらをご覧ください。)今年も3泊4日で8月3日~6日に、大船渡ボランティアに行ってまいりましたので、その様子を生徒たちの感想と共にお伝えいたします。
被災地に実際に行ってはじめて津波の被害の大きさを知ることができました。被災地を視察し、映像では知ることのできないさまざまなことを見たり、伺ったりすることができました。津波の到達地点や津波の爪痕の残った建物を見て、被害の大きさに圧倒されると同時に、その中で前を向いて生活を再建している方々に強い感銘を受けました。さまざまな思いがある中でも、町に残りその再建に携わっています。
2日目、私は川の掃除をしました。川の中の藻やヘドロを取り除いたり、川岸の階段の泥を取り除いたり、市民の方々が憩う場を作るのを手伝いました。小雨の降る肌寒い中でしたが、一生懸命に取り組めて気持ちよくボランティアすることができました。
ボランティアのベースでお世話になったスタッフの方々、お話をしてくださった山浦先生、皆さんありがとうございました。被災地のことを忘れず、1日1日を大切に生きていきたいと思います。
~生徒の感想より~
このボランティアを通じて本当にたくさんのことを学ばせていただきました。ボランティアはするのではなく、させていただくということを感じることができました。東日本大震災もだんだんと忘れられ、ボランティアの人数も少なくなっているそうですが、私はまたあの地へ訪れ、ボランティアをさせていただきたいと思っています。本当にこのような経験をさせていただいてよかったです。ありがとうございました。(高校3年)