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清泉日記

201301.31

No27「目指せステキ女子」

20130131_1000.jpg 校舎の入り口には、校友会の今年度のモットーが掲げられています。チョット長くて、かなり目立つプラカード。「目指せステキ女子~愛と笑顔にあふれた美しい清泉生に」。

 生徒たちは毎日このプラカードを見上げて、校舎の中に入っていきます。その校舎である日の朝礼で語られたメッセージが以下です。


 普段から明るく、楽しい言葉を使うくせをつけることは他人に好かれるだけでなく自分にとってもいいことがあると言われています。それは、幸せな気持ちになり、さらに体も健康になるということです。口をひらけば、「めんどくさい」、「何で私が…」などマイナスの言葉を使っていると自分だけでなく、周りにいる人も不快な気持ちになります。負の空気が伝播し、周囲を巻き込みながらマイナスの方向へと引っ張り、その結果、人間関係だけでなく健康も損なわれていくというのです。

 本当に発する言葉で体の状態まで変わるのか、これを検証した大学の研究機関があるそうです。この仮説を検証するために選んだのはヨーロッパのとある寺院。そこで暮らしているシスターのみなさんは毎日日記をつけることになっていたのですが、その文章中に出てくるポジティブな言葉とネガティブな言葉の数を丹念に数えあげたそうです。それぞれの言葉をたくさん使っていた人を分類し、93歳時点でどれくらいの生存率なのかを確認してみました。その結果、ネガティブな言葉をたくさん使っていた人たちの93歳での生存率は18%だったのに対し、ポジティブな言葉をたくさん使っていた人たちは52%の生存率だったということが分かりました。このことから「毎日が楽しい」とか「神様いつもありがとう」、「私って幸せ」といったポジティブな言葉をたくさん使っている人ほど健康的でいられるという傾向が確認されたのです。

 健康的になるだけでなく、明るくて前向きな言葉を使っていれば人間関係も円満になり、周りの人も幸せにすることもできます。前向きな言葉を頭に浮かべたり発したりするには、日頃の食生活、睡眠時間などの規則正しい生活習慣も大きく関係します。心と体は密接につながっているということです。誰しも不安や悩みを抱え、常に前向きでいられる日ばかりではないと思いますが、体調を整えながら少しだけ発する言葉に気を留めてみましょう。寿命は一人ひとり違いますが、すべての人にとって今日という日はこれから先の人生の中で一番若い日です。そんな希望に満ちた今日という日を一日元気に明るく、前向きな言葉を使って過ごしましょう。


20130131_3000.jpg さて、「ステキ女子」になるためには、こんな「前向きな言葉」も必要なのですね。ではまた。学校の雪もだんだん融けてきました。<担当:広報部_N>

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