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清泉日記
201911.27
No.414 ローマ教皇のミサに参加して
※11月27日放送朝礼でミサに参加した教員の話されたものです
今日、私からの話は、おととい東京ドームで行われたローマ教皇のミサに出席しましたので、お話しいたします。
ミサにはカトリック教会の信者をはじめ、カトリックの小中学校、高校、一般の方で5万人の参加がありました。また今回のテーマソングの歌を、見覚えのある制服だと思ったら、姉妹校である鎌倉の清泉女学院中学校・高等学校の生徒さんがとても力強く、素敵な歌声を披露してくれました。
教皇が入場し出すと、参列者は身を乗り出し、とても大きな歓声、日の丸やバチカンの国旗を振って、教皇を出迎えました。教皇はオープンカーに乗って、20分くらい会場内を回わり、皆さんも映像で見たと思いますが、柔らかい笑顔で手を振り、子どもや赤ちゃんに祝福のキスをすると、ひときわ大きな歓声があがりました。時には立ち止まり、感動で泣いている人もいました。
私はミサの最中、どんなメッセージを伝えていただけるのか、2階席だったので、大型の画面をじっと見ていました。教皇のやわらかい笑顔から厳しい目をして、一部ですが、このようなメッセージがありました。
「日本は経済的に発展した社会である一方、社会に孤立している人が決して少なくはなく、いのちの意味が分からず、社会からはみ出していると感じ、傷ついている人がいる」とおっしゃっていました。
私は直ぐ皆さんの事を思い出しました。皆さんがこのように孤立して、傷ついているとしたら、とてもつらいことだと思ったのです。
未来は変えられる!しかしあなたはあなたのままでいい、、そこにいるだけでかけがえのない存在であること。私はこれからも皆さんに伝えたいと思いました。
どうか自分の事を追い詰めたり責めないでください。
幸せを願うなら、ゆっくり変わっていけばいいと思います。
これが私からのメッセージです。
今日も優しく丁寧に生活してくださいね。