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News 清泉日記
清泉日記
202005.28
No.444 聖母月に起きた奇跡?
5月の聖母月にこんな美しい光景を見つけました。東側に面する校舎内に御聖堂(おみどう)があります。そこのマリア像に午前中の数分間だけ、写真のような様子で光があたりました。神秘的な美しさで、数人の先生が口コミで集まり、しばらく胸を打たれて思い思いに立ち尽くしていました。長年お勤めの先生も「こんな光景は見たことない」とおっしゃっていたので、季節や時間、気象条件が重なって起きた極めて瞬間的な現象だったのでしょう。コロナ禍にあって世界が不安と困難に直面している今だからこそ、まるでマリア様がその苦しみに寄り添ってくださっているような、美しく神秘的な光景でした。
神社の鳥居や古代の遺跡などにも、季節と時間が合えばそこに朝日や夕日が差し込む場所があると言われています。長野県でいうと、戸隠神社奥社の杉木立の参道に、立冬と立春の間のわずかな期間に朝日がまっすぐ伸びるそうです。また上田別所温泉の生島足島神社では、参道の真ん中に夏至には朝日が昇り、冬至には夕日が落ちていくそうです。
皆さんもぜひ御聖堂へお越しください。
時間と共に光が筋になりました。
マリア像のお顔です。