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清泉メッセージ

201603.31

No78「苦労したといえるほど全力で」

IMG_0227.JPG今朝は、最近読んだ本の中で出会った聖書の言葉について話そうと思います。その本では、小説家の正宗白鳥の書いた色紙が紹介されていました。その色紙には「明日の事を思ひ煩(わず)らう勿(なか)れ 一日の苦労は一日にて足れり」と書いてありました。

この前半部分の「明日のことを思い悩むな」という言葉の意味を考えたとき、「明日やらなきゃいけないことがたくさんあるけれど、全部おわるかな」とか「明日までにテスト作り終わるかな」とか考えていた私は、日々の忙しさが少し楽になったような気がしました。しかし、それと同時に、この後半部分にある「苦労」という言葉が妙に気になりました。

今の自分は「1日の苦労」というほど精一杯ものごとに取り組んでいるのかと考えました。恥ずかしいことですが、即答はできません。ですが、こんな私でも大学入試前は時間を忘れて勉強しました。勉強の質はよくありませんでしたが、他の受験生より量はやったつもりでいました。

皆さんも入試前やテスト前に「あと1日で試験だ」「あと数時間で試験が始まる」という焦りを感じたことはありますよね?時間には限りがあります。その限りある時間の中で、どれだけの「苦労」をできるかが、自分の目標を達成することにつながるのだと思います。皆さん、苦労したといえるほど全力で取り組んでみましょう。特に高校3年生、頑張ってください。応援しています。

(2015年11月28日、放送朝礼より。写真と本文とは関係がありません。)

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