明日18日は本校の創立記念日です。清泉が学校としてスタートした日でもなく、創立者誕生の日でもなく、修道会設立の日でもありません。実は、創立者ラファエラ・マリアの列福の日なのです。耳から聴くと、なかなか字が思い浮かばないと思いますが、「列福」は、２列になって並ぶというときの「列」に、福音、幸福の「福」の字をあてます。「列福」の意味は、ラファエラ・マリアを思いつつ、皆さんが調べてみてほしいと思います。

さて、創立記念の日が創立者列福の日になった理由はいくつかあると思いますが、５月が「聖母マリアの月」であることも関係していることでしょう。皆さんは今、聖母マリアを見習って生活する、「聖母月」の取り組みをしているところです。同じ名前で呼ばれる二人の「マリア」を思いつつ、自覚的に我が身をふり返りることができる、しかも、緑深まり、風薫る５月に。日本の中でも、清泉の私たちだけに与えられた素晴らしいことだと思いませんか？

定期考査が近づいています。今、みなさんの気持ちはそのことで一杯かもしれません。だからこそ、今日、明日、わずかな時、「創立者ラファエラ・マリア」を思いつつ、あなた自身をあなたの心の鏡に映し出してみる一時をもちませんか？

5月28日　聖母奉献・感謝祭には、「マリア様に誇れる私」をもって臨めるといいですね。

（5月17日、放送朝礼より、写真：昨年度、感謝祭･聖母奉献式。）