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清泉メッセージ
201605.21
No96「感謝祭・聖母奉献式を前にして」
今朝は、担任の先生から配付された感謝祭・聖母奉献式のプリントを見ながら話をします。校長先生はじめ、先生方が今までにお話しされているように、本校はラファエラ・マリア様が設立なさった聖心侍女修道会が母体となっています。スペインのコルドバのペドロアバド村で13人兄弟の10番目の女の子としてファラエラ・マリア様はお生まれになりました。裕福な家庭のお嬢様でしたが、恵まれない人々のために尽くすお父様やお母様の生き方から、神に愛された大切な存在である人間を神と同じように一人ひとり心をこめて愛したいという思いで、修道会を設立なさいました。困難に打ち勝ちながら、与えられたミッションを生きました。彼女の福祉と教育への思いは全世界に広がりました。やがて日本にそして長野の地にも伝えられ、今の長野清泉女学院中学・高等学校として実を結びました。
先週、5月18日は、ラファエラ・マリア様が列福された日、そして5月はイエスの母マリア様の月でもあります。この二人のマリア様のお徳にならい、少しでも私達が謙虚になれますよう、クラス委員会の決めた聖母月の実行を毎日心にとめて実践してきました。
さて、5月28日は実行のあかしを一輪の生花と折り鶴に託しておささげします。この日は体育館が御聖堂になります。朝、廊下で並んだ時から式が始まります。静かにミサにあずかりましょう。
最後に献花について話します。献花になりましたら、体育館中央に二列で並びます。二列のまま中央階段を昇り左右に別れます。この時、8人ずつでステージに昇り、献花のする前に一礼します。献花をし終えたら、一歩下がり一礼します。左右の階段からおり席にもどり座ります。当日、沈黙のうちに良いミサになるようにしましょう。
(5月21日、放送朝礼より。写真:昨年の感謝祭・聖母奉献式。)