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清泉日記
201208.01
No 7「はるかのひまわり」が咲いています
このヒマワリは「はるかのひまわり」として知られているものです。1995年1月17日のことです。阪神・淡路大震災が起こりました。その震災で、加藤いつかさんは、妹さんのはるかさんを亡くされました。そしてその年の夏のこと、震災で倒壊した家の瓦礫に、たくさんのひまわりが咲いているのを近所の方が見つけます。そのひまわりは妹のはるかさんが種をまいていたものでした。震災という悲しい出来事の中で、人々はそのひまわりに「はるかのひまわり」と名付け、今も大切に育てています。
2010年には、長野清泉の演劇部では、「はるかのひまわり」にまつわるオリジナルの劇を上演しました。その年のクリスマスの集いでは、加藤いつかさんを神戸からお招きして、御講話もいただきました。その時に頂戴した種から育てたヒマワリが、元気に中庭で咲いています。東日本大震災のことも覚えながら、「はるかのひまわり」のことを記しました。今日から8月です。
追伸 次回アップは完全休校後の22日を予定しています。皆様、よき夏をお過ごしください。