9月19日（土）、秋の校友会総会が開かれました。春の総会は、密を避けるために全校で体育館に集まることを断念し、開催することができませんでした。しかし、あれから半年が経ち、状況はめまぐるしく変わりました。

多目的ホールでは2つのカメラ用タブレットと会計報告用パソコンが接続され、モニターには3つの映像が並び、スイッチャーで場面に合わせて切り替えます。操作しているのは全て生徒たちです。

各教室のプロジェクターには多目的ホールからの映像が生配信され、承認を得る場面では審議委員が集計時間内に各クラスの賛成数を数えます。

また後期新委員長・部長の紹介では、写真や活動内容をパワーポイントで作成することで、4月にできなかった委員会・部活動紹介を兼ねることもできました。

この半年、高校3年生にとっては最高学年として、もっと活躍する機会があったはずの委員会や部活動であったことと思いますが、この校友会総会をもって新旧交代となります。多くの行事が中止または縮小される中、限られた条件を受け止め、様々なことに配慮し、自分たちで考え抜いてやりきった経験は、何事にも代えがたい財産となることでしょう。