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News 清泉日記
清泉日記
201709.21
No276. 教員研修(研究授業)を行いました
長野清泉では、よりよい授業を実践するための努力を続けています。
今回は、「新しい学び」への理解を深めるため、研究授業を行いました。
新しい学びでは、「対話的・主体的な学びを通して、深い学びを実現する」ことを目標としています。その実践例として英語と数学の2教科の授業を見学しました。
高校1年の英語の授業では、単語や英文の構造を理解し、まわりの生徒との共同学習を通して本文の訳を考えました。それを通して、学習単元が伝えるメッセージへの理解を進めていきました。
続いて、高校1年の数学の授業です。三角比の応用として、校内のいろいろな建造物の高さを測ることから始めました。
グループでの測定は試行錯誤を繰り返しながらも、協力して行うことができました。既習の三角比の数式を用いて、各班で実際の建造物の高さを求めました。
最後は教室に戻り、班ごとに測定した内容を発表しました。身近な世界の中で、数学的な理解を深められることを体験できたようです。
どちらの授業でも、協同作業の中で「あ、わかった!」という気づきの言葉が聞かれました。研究授業後は教員全員が、研修を通して得られた「主体的・対話的で深い学び」についての理解を共有し、今回理解したことを今後の授業で反映できるよう考えを深めました。