今年の１月、「城山公園噴水広場および新信濃美術館整備の基本設計３案（素案）」が発表されました。昨年10月に行ったワークショップで話し合ったことをふまえ、今回発表された３案を検討する会を1月25日に設けました。

　今回も長野市役所都市整備部公園緑地課の前田さんと大畠さんにご参加いただき、素案の説明をしていただいたり、質問に答えていただきました。

　３案へのパブリックコメントを募るため、1月中は３つの模型が市役所やMIDORIに展示されていました。今回、建築家のお二人と市役所のご厚意で模型を３時間ほど長野清泉に貸していただき、図面と模型を見比べながら、新しい公園や美術館のイメージを皆で共有していきました。

　３案とも、昨年10月のワークショップで出された清泉生の意見に応えて下さる配慮が随所に見られ、ありがたく感じました。生徒たちは、３案の中で一番気に入った作品、気に入った部分、気になる部分を挙げ、意見交換をしました。

　公園、美術館、建築、植栽というキーワードを通じて、学年をこえて他の生徒の意見を聞いたり、自分の意見を述べたり、解決策を探ったことは学びのよい機会となりました。公園一帯の整備は来年度も続いていくので、今後も折に触れてこのような機会を設けていきたいと思います。